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見上げてごらん、夜空の星を レビュー

見上げてごらん、夜空の星を
感想およびレビュー


そんなわけで、「この大空に、翼をひろげて」では大空を攻めたPULLTOPが今度は星空を舞台に同じく青春ストーリーを叩きこんできた。
青春部活物としての色が強かった「ひろげて」とは違い、「見上げて」は一応むつらぼしの会という合同天文部みたいな部活は存在し、主人公たちもそれに所属して、その中での活動が主なストーリーの軸となるのだが、今回は部活物ではなくW幼馴染による友情青春ストーリーでした。

部活物もいいけど、こう、友情ってなんだろうみたいな話は大人になってくるとなんか心に来ますね。

「いつでも、ここから、はじまる」というキャッチコピーはどういう意味なんだろうとプレイするまでよく分からなかったですが、なるほどひかりと沙夜のW幼馴染ルートが強烈。


※ネタバレ有り


<システム>
ここ数年ではもはや当たり前になったジェスチャー機能なども完備。その他は概ね普通かな。
選択肢は最小限で、一つ目でひかり、沙夜ルートかころな、織姫ルートの共通に分岐し、2つ目で個別ルートが確定ととってもわかりやすい仕様。

星空が非常に重要な要素でもあるため、かなり気合の入った描写。煌めく星空や流星の描写はすごく綺麗で一見の価値有り。
ちなみに今回ひかりルートを最後にやったんですけど、オールクリアかひかりルートクリアでホーム画面が変わりますね。これまたとっても綺麗。


<キャラ>
個人的には織姫がとっても可愛くて好きなんですけど、最後にW幼馴染を連続ですぽぽぽーんと終わらせたら主人公、ひかり、沙夜の3人組が最高すぎてもうこれ抜きじゃこの作品見れないですよ。
(ちなみに人気投票だと沙夜がぶっちぎりの一位でした)

サブキャラが非常に豊富でありながら、特にむつらぼしの会のメンバーは誰一人空気になることなく、最後までむつらぼしの会としてのまとまりが見れたのはよかった。おまけにW幼馴染ルートとその他二人では時期の関係で大きくメンバーが変わってたのもびっくり。

唯一は主人公が掴みどころのないなんか空気みたいな奴だったことくらいかな。そもそも4人のヒロインのうち3人は最初から主人公に惚れちまってるため、別に主人公が何かキャラを立てなくても勝手にフラグが成立してるってのがよくなかったのなかぁ。イマイチ主人公が空っぽというか。


<グラフィック>
システム面でも書いたけど、兎にも角にも星空の描写が圧巻。だが本作で一番気合いいれなきゃいけないポイントが分かってるんでとてもいい事。

アルビレオの描写なんかすっごい綺麗。



そして何より!

おでんと肉まんの描写が半端ない。どのくらい半端ないかはぜひプレイしてみてください。マジで半端ないです。
いや、褒めてますからね。


<サウンド>
OP曲の「Winter diamond」と公式HPでも聴ける本作のメインテーマ「On the Earth」がとってもいい。
特にOP曲はOPムービーを入れるタイミングも、ひかりルート後半で入れるタイミングもこれ以上ないほど完璧すぎて本作を盛り上げる要因として大きな仕事をやってくれてる。自転車シーンは本当にすごい。

BGMもどれもいいんですけど、何より予約特典でボーカル曲のフル入りサントラがついてきてるのが素晴らしい。

曲の使い所も非常にセンスがあってシナリオがとっても盛り上がる。


<エッチ>
一人4~5枠。
尺は割りとあっさりだったり意外に長かったりとまちまち。織姫とかいきなり4回戦までもつれてびびった。

サブヒロインは一切ないです。そのかわり発売が決まってるFDでは人気の高かったサブヒロインのルートが入るそうです。
(吉岡はともかく、まさか元教師ニートルートが来るとは1ミリも思ってなかったです)

まぁやっぱり織姫がぶっちぎりでエロいよね、うん、いきなり4回戦だったり最後も怒涛の攻撃だったし、すんごい。

<シナリオ>
大きく二つに分かれる。もちろんW幼馴染とその他二人。
その他二人のころな、織姫ルートはまさしく王道部活青春物。こちらはひかりがいないのもあって幼馴染が云々という話は皆無、その代わりにむつらぼしの会での活動による部活物としての色が強い。ただ、はっきり言ってしまえば兎にも角にも普通という印象。

本作の要はやっぱりひかりと沙夜のW幼馴染ルート。こちらは久しぶりに再会した3人の幼馴染が時とともに失ったもの、変わってしまったもの、変わらないものを探し、気づき、そして約束をする激烈友情青春ストーリー。
まぁエロゲーなので特定のヒロインと結ばれてイチャコラするのはもちろんなんですけど、なんか恋愛物という感じをほとんど感じなかった。むしろ恋愛は3人が時とともに変わっていった要素のあくまで一つなのかなと。少し大人になった彼らが恋を知り、恋と友情の間でどう3人が向き合うのかという葛藤は若干の三角関係っぽさを匂わせつつ、決してドロドロにはしない、大人の階段の一歩にすぎない。

子供はいつまでも子供のままでいられないという現実をつきつけられながらも、それにもがき苦しみ、答えを探す姿がまさに青春そのもの。
本作のキャッチコピーである「いつでも、ここから、はじまる」というのはまさにこの3人の関係そのものであり、変わっていったもの、失ったものもあったかもしれないが、どれだけ時が流れても、3人が約束の場所に集まれば何かが始められるということですよ。


いいですね、変わらない友情、素敵だと思います。

総評
88 /100 点


ころな、織姫ルートが全体的に無難だったが、W幼馴染ルートでそれを十分に取り返せる内容。とりわけボーカル曲の挿入があるひかりルートはやはり本作の肝か。沙夜ルートもほぼ似たような感じには落ち着くが。
ただ友情青春物としての色が強いせいか、逆にW幼馴染はそこまでイチャラブを感じなかったんで、FDで歓喜する人はいるかもしれないですね。いや、告白後のひかりとかめっちゃ乙女で可愛かったけどね。

ルートによる気合の入れようが随分と違うので、正直W幼馴染は後半に回すべきかと。キャラ愛もあるかもしれないけど、こればっかりはぜひ。


あ~~~FD買っちゃうかな~~~~織姫先輩のために~~~~~~


というかFDまで全く欲しいエロゲないし、来月は春風のように爽やかなダークソウル3というかゲーム出るし超楽しみだなぁ~~~。


人間性は溜め込んだ、かかってこい。

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