どすこい喫茶ジュテーム

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攻殻機動隊のお話

僕です。元気にモンハンやってます。素敵な装備が出来たのであとで紹介しようと思います。

さて、男には人生で何度か、絶対に逃げてはいけない、強い心を持って強大な敵に立ち向かわなきゃいけない時が訪れます。
それが昨日、ついに公開してまったハリウッド実写版「攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL」を見てしまいました。

世界の名作、押井守版から最新作ARISEシリーズまで全て見てる以上、避けては通れない戦いでした。

結論から言わせてもらえば・・・・・普通の娯楽映画としても、攻殻機動隊シリーズとしても、あまりに中途半端すぎて、もう一回0から攻殻機動隊シリーズを見た上で出直して欲しいという他ないです。


ネタバレ有り



人々が体の一部を義体化することがもはや自然になった時代、全身義体の高性能サイボーグ、ミラ少佐率いる公安9課は今日も元気にサイバーテロと戦う日々を過ごしていた。
ある日、義体製造の大手であるハンカ社の重役が次々と殺害される事件が発生。
クゼと名乗る犯人からはハンカとこれ以上関わるなと言う警告が。果たして犯人の正体と狙いは何なのか。

と、まぁあらすじだけでもシリーズファンなら「そこクゼかよ!」と総ツッコミするレベル。まぁ個人的にはキャラの名前を借りるくらい、些細な問題なので割りとどーでもいい。

しかし本作、GHOST IN THE SHELLを名乗っておきながら、冒頭の襲撃シーンは芸者ロボットが出てきたりと、S.A.C 1stGIGの一話を、クゼというキャラと立ち位置は2ndGIG、そして話は全体を通して少佐の自分探しの旅であり、このあたりは少佐の卒業、旅立ちを描いたARISEのようでもあり、色んなシリーズから色んな要素を引っ張ってきてしまった結果、何もかもが中途半端で終わってしまった。主人公は素子とは別人なのも、それですっぱり割り切ってしまえばいいのになぜか終盤でやっぱり草薙素子でしたなんて落ち、逆に邪魔だわそれ。ミラならミラで最後まで通してくれたほうがスッキリする。


そして攻殻機動隊シリーズのテーマでもある、現実と虚構の境界線が曖昧な描写もほとんどない。あると言えばあるのだが、それは全て少佐の過去に起因するもので、あんまり見てる側はその境界線を気にしたくなるようなシーンが薄い。
ダイブシーンもわずか一回(しかも失敗)、相手の目を盗む、電脳空間で会議するなど、見てる側すら誤認させるようなものがなければこのテーマは非常に伝わりづらい。

S.A.Cみたいなポリスアクションものとしても中途半端であり、少佐とバトー以外の活躍は極わずか。公安9課という組織を感じる暇もなく終わってしまう。サイトーなんか最後の最後で美味しいところ全部持っていってしまう始末。


総じて現実と虚構の区別が曖昧になり、困惑するのは少佐であり、事件に思いっきり巻き込まれるのも少佐であり、話の中心も近未来社会とかゴーストとかではなく、少佐の自分探しであり、とにかく少佐少佐な作品。
これが攻殻機動隊であった必要あるのか?ないです、断言します。

少佐役のスカーレット・ヨハンソンはおっぱいのついたイケメンオーラが素晴らしかったです。
ただ、光学迷彩使用時に原作同様素っ裸(身体は生身じゃないけどね)になるんですが、なんかものすごいずんぐりむっくり・・・・これはバトーにメスゴリラと言われても仕方ないのでは。



そう言えば、アニメ版も新作の制作が決まったらしいですね。監督はS.A.C.シリーズでおなじみの神山さん。彼の作品は分かりやすい上に、公安9課という組織の活躍を描いてくれるポリスアクション的な要素が強めなのでけっこう好きです。終始哲学ぶん投げてくるようなのは押井守版だけでいいと思います。


あと押井守版のHDリマスターBDいつ出るんですかね、国外では出てるらしいんですが・・・・・。
[ 2017/04/09 16:02 ] その他 雑記 | TB(0) | CM(0)
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