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しろくまベルスターズ レビュー

しろくまベルスターズ
感想及びレビュー



全コンプまで1ヶ月近くもかかってしまったしろくまベルスターズ。
クリスマスにぴったりの心温まる奇跡とファンタジーの物語。



メリハリのなさに中弛みが激しかったが、終盤における面白さはガチ。


※ネタバレ反転



<システム>

特に不満な点はなし、基本的な機能はすべて揃っているかと。
ただシステムというか、演出面においてセルヴィを飛ばすシーンなどでのアニメーションが多すぎてスキップ時などに非常に邪魔だった。


<キャラ>
サンタ娘三人組はポジティブシンキングにエリートお嬢様に引っ込み思案と個性全開なメンバー。
きららさんがヒロインにも関わらず、自分のルート以外じゃ影が非常に薄いのがかわいそうだったな。


サブキャラは各ルートのシナリオを盛り上げるのに一役買ってはいるが、やはりどこか地味な印象かなと。
盛り上げはするが活躍はしないからだろうな、基本的にサブキャラは最後にサンタ&トナカイに奇跡を送り届けてもらう立場なのでね。



<グラフィック>
藤原々々氏の絵は初体験なのだが、どれも高水準でとても素晴らしい。
「綺麗」というよりも「可愛らしい」感じの優しいタッチがこの作品にとてもマッチしてる。

立ち絵なども崩れることはほっとんどなく、終始安定していた。


<サウンド・ボイス>
ヒロイン勢のボイスはもう完璧かと、違和感がなさすぎる。

BGMがまさにBGMとして優秀な曲ばかりで、全体的な雰囲気を作り上げつつもそこまで自己主張の強くない良曲ばかりで最高でした。


ボーカル曲はOP、ED共に素晴らしいかと。個人的にはEDの方が好きですね。




<エッチ>
自分はドMだと豪語できる人はとりあえずりりかルートをやればいいかと。
キャラによって回数も尺もけっこうバラつきがありますね。

特にりりかはやけに優遇されているほうかと。



<シナリオ>
この優しすぎる世界に没頭するか、ダレるか。
クリスマスにサンタといったメルヘンな設定をしつつも、中盤あたりではごく普通におもちゃ屋を営んでいるだけ。

前半~中盤においてはインパクトの強いイベントもなく、シナリオもメリハリもないために非常に退屈しやすい。


なんとかダレないで続けていれば、各ルート攻略キャラとのフラグ成立後からシナリオも盛り上がりを見せる。
フラグ成立後~終盤はどのルートとも物語がクライマックスに向けて加速し始め、オチも非常に綺麗。

多少ユール・ログが進化したり、町中に鐘が鳴り響いたりと、ルミナの力で何でもアリな展開でもあるが、そこはむしろこのゲームの設定勝ちか。



総評

80/100 点



終盤に向けてダレるよりは、終盤に向けて盛り上がりを見せるほうがシナリオとしては優秀なのは当然。
しかしあまりに共通~個別前半のまったりヤマナシ展開が長かった。

シナリオ自体はそれぞれリアルかつ「心」が大事になるテーマを掲げ、クリスマスにサンタが起こす奇跡という設定を思う存分活かせた。
だからこそ、最後の奇跡だって幸せな気分で許せることができると思う。


中弛みの激しさ以外はどれも高水準でまとまっているので、奇跡やご都合主義に特に嫌悪感を抱かない方はやってみるといいです。

あ、でも冬の間にプレイ推奨、雰囲気は大事にしたい作品でしたね。

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