どすこい喫茶ジュテーム

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車輪の国、向日葵の少女

ちょっと忙しくて次のゲーム始めるまでに時間が掛かりそうです。
なのでまた昔やったゲームのレビュー・感想でも。

次は「車輪の国、向日葵の少女」

義務を負った罪人を更正させる「特別高等人」の最終試験のため、3人の少女を更正することになった男の話。


罪人は義務を背負わされるという、現実とはちょっと変わっている世界。


まさしくヒューマンドラマでした。


※ネタバレ反転


<システム>
特に不便な点はなし。
セーブ枠もいっぱいあるし、文句なし。

ただ、ディスクレス不可はやっぱりいただけない仕様。


<キャラ>
儚くも強いキャラばかりです。

男性キャラはセピアも法月も強烈な印象を残しました。

でもやっぱり一番やばいのはまな。
あの娘みたいな人のことを「強い人間」と呼びます。

意外だったのは姉さんがめっちゃギャグキャラだったこと。


主人公が何でもできすぎて最早きもい。

<グラフィック>
う~ん、こちらはあまり俺好みではありませんでした。
なんて言うか、ちょっとべたっとした感じがありましたね。

まぁこのゲームはグラフィックなんておまけですから。


<サウンド・ボイス>
ぶるあぁぁぁぁぁ。
ボイスはプレイしててかなりしっくりきたし、いい感じでした。

サウンドでは、OP曲の「紅空恋歌」はやばすぎです。
これが強烈すぎて挿入歌とかED曲とかあんまり覚えてないや。

「紅空恋歌」のオルゴールアレンジであるBGM「溶解」もやばかったです。


<エッチ>
全体的に低め、まぁこのゲームにエロは必要ないでしょう。


<シナリオ>
実に惜しいシナリオ。
全5章からなっていて、2章はさち、3章は灯花、4章は夏咲、5章はクライマックスのような流れです。

なのでシナリオ分岐はなく一本道なので、2周目以降がだるいです。
選んだヒロインによってエンディングだけ変わります。
あと長い。

そして全体的に重い雰囲気が漂ってます。
叩き落すような展開が多かったですね、ちょっと辛い。

シナリオ全体を見ると、前半はよかったのですが後半で失速してしまった印象です。
終盤に様々などんでん返しが迫りますが、どれもイマイチ。

5章頭も自分は「やっぱり」って感じです。
正直極刑の内容を聞かされた時点で姉はすぐ近くで主人公を見てるなと確信してましたから。

しかしそれでも光ったのがるーすぼーい氏のプレイヤーを決して飽きさせない演出力。
やっぱりこればっかりは最高ですね。
それだけにシナリオ後半の残念っぷりが惜しい。


2章、3章はもう誰だって泣きますよ、あんなの。


「人間の弱さと強さ」がよく表れたシナリオでした。


総評

82/100 点


普通に全てにおいて高水準な作品でした。

シナリオ後半が多少残念だったり、世界が確立しきれていないのは惜しいです。
義務を解消する上で立ちはだかるのが義務って変です。
まぁ、だからこそ反システム的な展開もあったりするのかもしれませんが、そこらへんの説得力がかなり微妙。

そんなもの全部無視して「人の弱さと強さ」にだけ徹底的にスポットを当ててくれればよかったのに。


2章、3章はもう本当にやばかった。
山場の盛り上げ方が天才的すぎます。

G線上の魔王のときもそうでしたが、多少イマイチなシナリオでも演出の仕方次第でプレイヤーを掴んで放さないるーすぼーい氏の演出力が光ってました。
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