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はつゆきさくら レビュー

はつゆきさくら
感想およびレビュー


サガプラネットの四季シリーズ最終章、冬の街で繰り広げられる不思議な物語。
夏のナツユメナギサと同じライターを起用し、体験版の時点で予想の遥か斜め上を行く展開で度肝を抜かれた作品。


全てはmonetのおかげで涙の軌道が綺麗な川に変わりました。


※ネタバレ注意


<システム>
ここは特に進化した部分もなく、とても無難なところ。相変わらずのマップ選択式で特定のキャラを追いかけて最後の選択肢を間違えなければ楽勝。


ただルートロックがちょっと特殊で、一周目は強制BAD。その後2キャラが解禁し、最終的に4人終えるとトゥルーが解禁。トゥルー内にもルート分岐があるので注意。当然桜がグランドフィナーレ。

ただ、けっこう有名ブランドになってきたのにあまりここら辺が進歩ないのは逆に悲しいかな。いかんせん去年やったユースティアがかなり面白いシステムを取り入れてくれていただけに。


<キャラ>
文句なし、どのキャラも最高にかわいい。
特に夜と希は個別ですごい化けた。夜はいじればいじるほど可愛いし、希はなんだかんだで女の子してるところが最高。


シロクマがちょっとシナリオ的にも扱いが酷くて・・・・存在意義が全く見いだせない。なんでわざわざこんな変な設定にしたの?みたいな。

主人公が非常に特殊で、異常なまでに柄が悪い。すぐに死ねとか犯すとか言うし迂闊に絡もうものなら逆襲の餌食に。
しかしまぁグランドフィナーレの最後の丸くなった初雪の姿には感動ですね。あれで丸くなってるんですよ!


ランも非常に重要なキャラではあるのだが、あまりシナリオ内で深堀りできず、結局初雪の復讐のきっかけに利用されたレベルで留まってしまったのも惜しい。
願わくば初雪との再会が見たかった。最後まで彼らは唯一の家族であったはずだし。



<サウンド・ボイス>
ボイスに関しては概ね満足。前作で沙弥の担当してた人がけっこうな進歩をしてたけど、逆にイリヤさんの声がちょっときつかった・・・・特に「バニッシュだ」がw
キサラギの命のときはよかったんだけどなぁ。


BGMは全体的にちょっと暗めなものが多い。シナリオや世界観上仕方がないことだけど、単発のインパクトに欠け気味か。


最強なのは主題歌陣。
OP1ではまさかのfripSide、OP2はド安定のKOTOKO、通常ENDもサガプラおなじみの月子、そしてグランドフィナーレでmonetが全てを持って行きました。
ぶっちゃけグランドフィナーレの感動の8割はmonetの「GHOST×Graduation」の力かもしれない。曲と合わせた演出がとにかく素晴らしすぎてこれだけで泣けるレベル。
挿入歌のメリーゴーランドをぶっ壊せも悪くないし、ここまでボーカル曲が総当りなのも本当に珍しい。

KOTOKOのPrestoはクリア後にぜひ聞いて欲しい。ナツユメナギサのbumpy-Jumpy!同様クリア後にその真価が発揮できる曲だと思う。


<エッチ>
普通に色々と物足りない。キャラがかわいいだけにこのメーカーは常にここが残念なのが本当に悔しい。

とにかくすぐ脱ぐのやめよう。話はそれからだ。
あと夜ルートでメアとのがなかったのはなんで?ねぇなんで?別にメアじゃなくてもいいからあの衣装でふぐり。


<シナリオ>
やはり特筆すべきはここか。
今回のテーマはずばり「卒業」

面白いのは救済されるのは初雪で、救済するのが桜、そして最後に残るのが初雪と、ナツユメナギサとは真逆の展開だったこと。
そして最後は笑顔で卒業とバイバイ。
これはあくまで初雪の物語であった。

ちょっと不思議な物語なのだが、中盤の日常シーンもいろんなキャラが和気あいあいとしていて、それが最後の卒業の感動を奮い立たせる。
どこまでも「学園物」であった。伏線とか黒幕とかそんなの二の次。
復讐とか呪いとか、初雪を取り巻く環境はとにかく非日常で暗いものばかりだが、彼は全てを乗り越えて日常を手に入れた。それが最高に幸せ。


個別に見ると希ルートも肝となる卒業がメインであり、とてもよく出来ている。夜ルートが無難なところでシロクマルートは意味不明。
綾ルートは・・・・物語に不覚関わるために全体的に暗めな印象なのと、とにかく綾が報われないために個人的にはかなり納得行かない。


総じて桜、希ルートはよく出来ているが、他が普通以下といったところか。



総評
87 / 100 点


個別ルートのムラは間違いなく激しく、桜ルートも結局最後は二人結ばれずに終わってしまったのが惜しいか。
願わくば二人の明るい未来が見たいと思うのは当然。それでもナツユメナギサほどの悲しみはなく、むしろ初雪の卒業は心から祝福したいレベル。

何よりエピローグ~スタッフロールの演出は過去のどんなエロゲよりもずば抜けていた。monet様様である。

総じて文句なく高水準、素直にやってよかったと心から思える作品でした。

ただ、至高のハッピーエンド主義者なもので、やはり心から満足いく結末が希ルートしかなかったのは寂しいか。
奇跡でも魔法でもなんでもいいから二人で未来を生きて欲しいんですよ。


以上
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